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【ドラゴンクエスト3(スーパーファミコン版)】第31回目の攻略記事は、ゾーマを倒した後の流れとエンディングについてお届けしていきます。
ゾーマを撃破したら、とりあえずメインストーリーは終了。
残すはエンディングのみとなります。
ゾーマ城(ゾーマ撃破後)
主を失ったことで、『ゾーマ城』は崩壊。
城内は炎に包まれ、脱出を図った主人公(勇者)は地割れに飲み込まれてしまいます。
この地には後に竜王が城を構えるのですが、こんなに壊れて大丈夫なのでしょうか?
『ゾーマ城』の地割れに飲み込まれてしまった主人公(勇者)でしたが、どのような構造になっているのか『ラダトーム北の洞窟』へと飛ばされることに。
この『ラダトーム北の洞窟』には、敵は出てきません。
『ラダトーム北の洞窟』を踏破済みの方は、帰り道を覚えている方も多いはずです。
まずは『ラダトーム北の洞窟』からの脱出を図りましょう。
洞窟を出ると、『空の上のほうで、なにかが閉じたような音がした…』という表記が出現。
『ギアガの大穴』が閉じてしまったことが推測され、これにより上の世界と『アレフガルド』の行き来が出来なくなってしまった…という説が一般化します。
しかし…この説に関しては、後に堀井雄二さんがテレビ番組にて以下のとおりコメント。
どうやらあまり深い意味は無いようです。
『ギアガの大穴』が閉じた後、『アレフガルド』に光が戻ります。
今までの薄暗い雰囲気が一点、明るい世界になっているのが分かりますね。
ラダトーム
その後、一行は『ラダトーム』へ移動。
王(ラルス1世)へゾーマを倒したことを報告。
ラルス1世までもが、『ギアガの大穴』が閉じてしまったことに言及。
普通に考えると、主人公(勇者)はもう『アリアハン』で待つ母親と会えないことを意味します。
そんな悲しいクライマックスになりそうな雰囲気をよそに、ラルス1世は【勇者ロト】の称号を主人公(勇者)に対して与えます。
ここで、『ラダトーム』の兵士達が奏でる管楽のファンファーレ。
これより、エンドロールが始まります。
ここからがエンディング。
背景に現れる『ロトの紋章』を背景に、主人公(勇者)のその後について言及されています。
『祝いの宴が終わった時、主人公の姿はもはやどこにもなかったという』との表記。
主人公(勇者)が元の世界に帰れなくなり、姿を消したという悲しい結末を連想させる文章。
しかし、これに関しても堀井さんは以下のようにコメント。
これを読む限りでは、主人公(勇者)は一人で待つ母親の下へ無事に帰れたと考えて良いでしょう。
また、主人公(勇者)が最後にに身に付けていた『王者の剣』・『光の鎧』・『聖なる守り』は、それぞれ『ロトの剣』、『ロトの鎧』、『ロトの印』として【ドラゴンクエスト1】の世界へと引き継がれることになります。

『勇者の盾』だけは、何故かエンディングで触れられない…。
100年後の『ドラゴンクエスト1』に、『ロトの盾』が登場しないから辻褄を合せてるんだろうか…。
そして…エンドロールのラストは、本作【ドラゴンクエスト3】のサブタイトル『そして伝説へ』と関連し…
『そして伝説が始まった…!』で締めくくられます。
エンディング(スタッフロール)
続いて流れるのは、スタッフロール。
オリジナルのファミコン版【ドラゴンクエスト3】が発売されたのは、1988年のこと。
スーパーファミコン版の本作に至っても、20年以上前(1996年)の発売であることを改めて思い知らされます。
『そして伝説へ』のサブタイトル。
エンドロールラストの『そして伝説が始まった…!』のとおり、ロトの伝説は【ドラゴンクエスト1・2】へと継承され、これにてメインストーリーは終了。
この後ゲームを再開すると、いつもどおり『冒険の書』の画面が登場。
ファミコン版からの大きな変更点はここからです。
これまでの主人公(勇者)の名前の脇に、ロトの表記が追加されます。
物語は最後にセーブをした場所から再開。
つまり…ゾーマを倒す前へと戻されてしまったわけですが、ここからは『隠しダンジョン』へと挑戦できるシステムになっています。
その『隠しダンジョン』へ向かうには、上の世界にある『竜の女王の城』へと足を運ぶ必要があります。
1階の一番奥…。
ステンドグラスから光が差し込んでいる部分へ足を踏み入れると、別世界…つまり、『隠しダンジョン』のある場所へと移動することとなります。
辿り着いたのは、空に浮かんでいるような島。
上方向に進むことで、本作の隠しダンジョン『謎の洞窟』へと挑戦することができます。
この先には、強力なボスである神竜(しんりゅう)が主人公達を待ち受けています。
強力な分、その見返りも大きいようですが…。
詳しくは、また次回以降の攻略記事にて…。
(次回へと続く)
(テレビ番組コメントより引用)