これ、いったいどうやったら売れるんですか? 浅見家の本棚 #94

浅見家の本棚
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これ、いったいどうやったら売れるんですか?/永井 孝尚



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二本松市で進められている『一店逸品運動』

私の住む、福島県二本松市にある商工会議所さんでは、『一店逸品運動』なるものが実施されています。
懇意にしている職員さんにお話を聞いてみたところ、『一店逸品運動』の参加店は年に一品ずつ、顧客へのおススメ品『逸品』を選定し、それを大々的に周知することで実店舗に来てもらうような取組みを行っているのだとか。

ここで問題になってくるのが、そのおススメ品『逸品』の選定です。
ともすれば、店舗側は自分の売りたい商品をおススメ品に選びがちですが、『一店逸品運動』ではそのような方法は取っておりません。

と言いますのも、月に一回程度集まりを持ち、参加店が互いに消費者目線で
『おたくの店にあった、あの○○を今回の逸品にした方がいいんじゃない?』
といった感じで意見を出し合って決めるのだそうです。

消費者目線で互いのおススメ品を決めるので、顧客ニーズに近い商品が選ばれるわけですから来店したお客さんからは大変喜ばれるそうです。

あくまでも顧客・消費者目線で…

…で、ようやく本書『これ、いったいどうやったら売れるんですか?』の中身に入ります。
私がこの本を読んでいる途中で非常に共感した部分が、正に先程述べた『一店逸品運動』におけるキモの部分であると思います。

以下、引用します。

お客さんは、『自分がほしいと望み、かつ、その商品しかない』という状況になってはじめて本気でお金を出そうと考える。
バリュープロポジションとは、お客さんに提供する価値を決めたものだ。
売る側はバリュープロポジションを考え抜くことで、お客さんがお金を出す理由を創り出す必要がある。
(本文より引用)

店舗側の考えではなく、消費者目線でおススメ商品を選ぶ…。
経営者や店員さんも頭では分かっているものの、ついつい忘れがちになってしまう部分がココなのだと思います。

本当に必要なことというのは、『徹底的にお客さんの立場に立って考えてみること』。
マーケティングを考える上での第一要素…『入り口』と言っても差し支え無いでしょう。

『入り口』の次は『仕掛け』

当然ですが、物事は始めるだけでは成り立ちません。
本書の著者である永井孝尚氏は、

マーケティングではブレイクは待つものではなく、仕掛けるもの。
(本文より引用)

と述べています。



『人はあなたが思っているほど、あなたに興味が無い』
という言葉をよく聞きますが、正しくこれは真理です。

私もこの通りブログを書いていますが、ツイッター等のSNSを活用しなければ、ほとんど誰もアクセスしてくれないのが実情です(泣)。
いくら素晴らしい商品を扱っていても、それだけではお客さんが来ることはほとんど無く、こちらから様々な手法で仕掛けていかなければ、誰にも興味を持ってもらえないのが一般ピープルである私達の運命なのです。

その”様々な手法”について、実際に本書を読んで頂ければと思います。
マーケティング…本当に奥が深い世界です。

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