雑談力が上がる話し方(齋藤 孝)

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『雑談力が上がる話し方』/齋藤 孝

仕事の関係上、どうしても自分とは違う年代の人と話す機会が多い私。
何を話していいのか分からなくなることも多々あり、その度に

自分には、コミュニケーション能力が欠けているなぁ…

と、思ってしまいます。

恐らく、最近の日本では私のようにコミュニケーションで頭を悩ませている人が多いのではないでしょうか?
雑談で場が和めば、仕事も日常も全てが上手く回り出します。



本書の著者・齋藤 孝先生は、教鞭を執る明治大学でコミュニケーション論の指導をしています。
今回はそんな齋藤先生によって解説された『雑談力が上がる話し方』の要約を進めて参ります。

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第1章 トークや会話術とは違う、雑談の5つのルール



ルール①
雑談は『中身が無いこと』に意味がある。
いわざ”水回り”的な役回りであり、人間関係を円滑にするために不可欠なもの。
ルール②
挨拶の他に一言だけでいいので、ちょっとした話題を付け加えてみよう。
挨拶+α…それが、雑談の基本スタイル。
ルール③
無理に話をまとめなくてもいい。
結論に至る前に、次々と話題を変えていくのが雑談を続ける秘訣。
ルール④
ただし…結論はいらないが、サクッと潔く終わらせよう。
『それでは』・『じゃあまた』の切り上げ方が、重要ポイント。
ルール⑤
雑談上手は、『間が持てる人』・『話を聞いてほしくなる人』。
訓練すれば、誰でも上手くなるのが雑談力。

第2章 これで気まずくならない、雑談の基本マナー

悩んだら、まず褒める。
相手の見えるところ(ネクタイ、シャツなど)を、何でも褒めることが雑談の基本。
『いや』『しかし』は我慢して、まずは肯定や同意を心がけよう。
口下手でも大丈夫、相手の話に対して質問したり乗っかればOK。
理想の割合は、相手8:自分2。
盛り上がる雑談とは、次から次へと別の話題が生まれること。
雑談にオチはいらない、むしろオチが無いのが雑談である。
『あれ、何の話をしてたんだっけ?』が理想的。
私達に求められるているのは、すれ違いざまにササッと行う30秒程度の雑談。
そのため、日頃の小ネタストックは欠かせない。
人の悪口や傷つけたりする内容でなければ、感じたことは何でも話していい。
その中でも、日常生活のトラブルは絶好の雑談ネタになりうる。



第3章 すぐにできる、雑談の鍛え方&ネタの仕入れ方

相手との共通点(共通の会話ネタ)を一つ見つけるだけで、話題は記憶に残りやすい。
相手の好きな話題や趣味など、意識して覚えておくとよい。
今が旬な話題は、仕入れたらなるべく早く使ってみよう。
また、日々のちょっとした疑問(パソコンやカメラの使い方など)は、そのまま雑談ネタになることを忘れずに。
雑談の練習相手に最適なのは、オバちゃんやタクシーの運転手。
特にオバちゃんは雑談のプロ的存在なので、おススメ。
相手の持っているユニークな物(アクセサリーやケータイのストラップ)には、こちらから積極的に食いついてあげると効果的。
何から話せばいいか分からない時には、効果的。
『○○があなたのこと言ってたよ』という間接的に褒める手法は、わざとらしくなくて雑談時に有効なネタになる。
ストックして、どんどん使い回すべき。
ネタの仕入れ先は、普段見聞きしていない情報媒体(テレビ、ラジオ、雑誌など)へと傾向を変えてみるといいかも。
また、自分とは違う世代をターゲットにした情報にも目を向けてみよう。

第4章 ビジネスに使える雑談力

雑談を通すことで、その人の柔軟性や切替能力、社会性が分かる。
組織においてニュートラルな存在は、雑談が上手くそういった能力に長けているケースが多い。
『また行きたい』と思わせるのは、料理よりも雑談の上手い店。
このことから、経営者に求められるのは決断と雑談である。

第5章 人、マンガ、テレビ。あらゆる達人からテクを学ぼう。

マンガでも雑談力を学ぶことができる。
野中英次氏の『課長バカ一代』は中でも秀逸で、会社員必読と言ってもいい位の作品。
つかみと本題の切替…という観点から考えると、落語にも大きなヒントがある。
日本古来の芸能文化は、つかみが効果的で本筋への誘導が絶妙。

第6章 雑談力は雑草力。厳しい時代を『生き抜く力』そのもの

立食パーティーなどで人間関係を広げようと思ったら、まずは一人でいる人に声を掛けるのがおススメ。
相手は安心し、その安堵感から絆が深まる。
人は誰もが、本当は話したがり屋。
年配の人達は若い人達の想像以上に、若い人の話を聞きたがっている。
遠慮せずにどんどん話しかけてみよう。
自体に意味があり、程よい雑談は、脳の活性化と集中力を高める効果がある。
『ちょっと一服』ブレイクタイムは、重要な存在。
ガス抜きや精神上のデトックス効果も併せ持つ。

齋藤先生は、『雑談』について2つの大きな誤解がある…と冒頭で話しています。
その2つの誤解とは…

セシル②
セシル②

①初対面の人と、何を話していいか分からない。
②雑談には意味がない。

というもの。



しかし…この本を読むことでそういった誤解は解決されると思います。
雑談に必要なのは、

カイン
カイン

①難解な会話力ではなく、簡単なコミュニケーション力。
②中身が無いこと自体に意味がある。

メジャーな話ですが、どんなに頑張っても人は一人で生きていくことはできません。
雑談は自分だけではなく、周囲の人々にも良い効果を生み出す、生きていく力そのものであることを、本書を通して学ぶことができます。

シド
シド

…なぜ、急にセシルとカインが話をまとめ始めたんじゃ…

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