子どもが勉強好きになる子育て(篠原 菊紀)

浅見家の本棚
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子どもが勉強好きになる子育て/篠原 菊紀

 

我が子の将来について、関心を持つ保護者の方は多いはず。
かく言う私もその一人でありまして、娘2人の進学など、まだまだ先ではあるものの気になっているのは事実です。

今回紹介する本は、篠原 菊紀さんによって書かれた『子どもが勉強好きになる子育て』(フォレスト出版)です。



タイトルだけ見ると子育て関連の本なのかと勝手にイメージしてしまいますが、実は大半が勉強に関する脳科学について書かれています。

ギルバート
ギルバート

の、脳科学だって!?

昔は『勉強』というと根性論などが飛び交ったものですが、研究が進んだ今日では記憶に関する脳の働きというものは根拠が明らかになっているようです。

セシル②
セシル②

…ということは…ポイントさえしっかり押さえれば、ガリ勉なんてしなくていいんだな!!

記憶には皆さんも一度は耳にしたことのある『ニューロン』が大きく関わっていて、繰り返し学習したり、印象付けたり、繋がりをつけて覚えるなど刺激を加えることで記憶が定着するのだとか。今回は、そのポイントを要約していきます。

アリエル①
アリエル①

…私も勉強できるようになるかしら?

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第1章 我が子がゲームみたいに勉強に夢中になる!



勉強に限らず『ハマる脳のメカニズム』の主役は、”快”を司る『ドーパミン』。
いかにして勉強と”快”を結び付けられるかがカギ。
そのために親にまず出来ることは、子どもをよく観察すること。
『勉強したら褒める』を繰り返す。
すると、勉強に対して子どもの心が向かうようになる。
比べる対象は他の子ではなく、それまでの我が子の姿。
子どもが勉強にハマることができた場所が、その子にとっての『聖域』。
そこに子どもが向かったら、褒める。
そうすることで、子どもの脳もやる気を得る。

第2章 わが子が勉強せずにはいられなくなる!

男の子と女の子によって、勉強のハマり方が異なる。
『集中』なら男の子。
まずは好きな教科から着手し、勉強グセを付けると良い。
女の子は『共感脳』。
コミュニケーションに長け、感情を大切にする。
日頃からよく子どもを観察し、とにかく褒めて伸ばすこと。
子どもの学力は、環境に左右される。
特に、勉強をするには学校が最適な場所で、親は毎日元気に通学できるように出来るだけサポートすること。



第3章 わが子の『集中力』『やる気』をアップさせる!

脳を目覚めさせるには、朝起きてから15分が大事。
朝日を浴び、軽くストレッチ。
朝食を食べれば、頭も働きやすくなる。
集中力の持続は、せいぜい10~15分だけ。
無駄に長時間勉強するのは非効率的で、時には休むなどメリハリが重要。
人間は、元々三日坊主。
途中で止めても怒らず、まずは勉強を始められたことを褒めればやる気がアップ。
止めても、また始めれば良いだけ

第4章 わが子の『記憶力』をアップさせる!

何かを覚えようとする時は、学習直後の繰り返し(中期記憶)が大切。
情報や記憶を持った状態で作業をするとワーキングメモリ化され、記憶定着へ繋がる。
『ブランチ図』など、物事の改装的表現は理解への近道。
また、人間の記憶の限界である3つのチャンク(まとまり)で整理すると、その理解もより深まる。
記憶は元々、消えやすいもの。
降下が最大限発揮される復習のタイミングは…
①学習直後
②学習12時間後
③学校の学習サイクル(実は非常に効率的)
ノートを綺麗に書く時は内容を分かりやすく配置しようとし、深いワーキングメモリ化の処理が行われ、その分、記憶に残りやすくなる。
『東大生のノートは、やはり美しい』
睡眠も重要。
睡眠不足は脳活動の低下を招き、記憶に悪影響を及ぼす可能性が高い。



第5章 わが子が『目標達成』しだす!

『ゴールはまだ遠い』と感じた方が、脳は活性化する。
そして、そのゴールを意識化させていくプロセスがパフォーマンス向上に繋がる。
ゴール設定のポイントは、『具体的』『評価可能』『肯定的』『ポジティブ色』。
子どもの脳が最も活性化しているのは、うまく出来ずにいる時。
あがいている時こそ褒めてあげることで『行動』と『快感』が結びつき、やる気が育つ。
親はサポーターであると同時に、子どもの手本。
子どもに勉強してほしいなら、親がその姿を見せる、努力する。

この本を読んだことがきっかけで、これからのわが子への接し方を考え直さなければならないなと強く感じた次第です。



こど

一つ思うところがあるとすれば…
『自分がいわゆるFランク大学にしか入れなかったのは、あまり褒めてくれなかったウチの父親のせいなんだな』と割り切れたことでしょうか…。

カイン
カイン

随分と、悲しい締めくくりだな…

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