ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた(堀江 貴文)

浅見家の本棚
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ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた/堀江 貴文

近年はロケット事業や民間宇宙旅行ビジネスもてがける『ホリエモン』こと、堀江貴文さん。
そんな堀江さんが証券取引法違反の疑いで逮捕されたのは、2006年のことでした。



その後、実刑判決が下って2011年6月20日に長野刑務所服役。
仮釈放となったのは、実に1年9カ月後の2013年3月。

この本はタイトルからも分かる通り、堀江さんがオフライン環境である刑務所への服役中に読んだ本についてまとめられています。

第2部では、私も日頃から参考にしている書評サイト『NONZ』代表・成毛 眞さんとの対談も掲載されています。
帯にも書かれている通り、本書を通して堀江さんの頭の中を覗いてみましょう。

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1.『こうなるといいのに』を実現する働き方

やりたいことを実現するための環境は、ネット上で簡単に手に入れられる。
『やりたいことができない』は、『情弱』と同義。
誰でも気軽に『やりたいこと』に近づける。
真面目さは日本人の美徳かもしれないが、その反面、騙されたり利用されやすい。
”素晴らしい愚直さに、少しわがままを”
理系に対する意識の差が、国の成長力や生産性に直結。
アメリカは、ジュブナイルを対象とした科学者をスター化させる取り組みを実施(インテル国際学生科学フェア)。
新たなビジネスモデルなど、情報を仕入れたら『これで何ができるか?』を反射的に考える習慣を身に着けること。
【第1章で紹介された本】
新装版 こんな僕でも社長になれた / 家入 一真
カレチ / 池田 邦彦
シャーロッキアン! / 池田 邦彦
理系の子 / ジュディ・ダットン
バイオパンク / マーカス・ウォールセン
ロケットボーイズ / ホーマー・ヒッカム・ジュニア
宇宙は”地球”であふれている / 井田 茂 他

2.情報を鵜呑みにする日本人へ



福島第一原発事故による最大の被害は、無知なメディアの情報が拡散されたこと。
”バカは放射能よりも怖い”

芸能人の不祥事など、最近の魔女狩り的風潮は地下鉄サリン事件が起点。
私達は、マスコミやメディアによって操られていないか?

金融も恋愛も、基本は科学的な考え方で裏付けが可能。
お金を稼ぐのも女性を口説くのも、実はそれほど違いはない。

”高学歴脱線”など、現代は多様な生き方が増えている。
ニートもその一つで、インターネットがあれば生活できる環境が整備されつつある。

【第2章で紹介された本】
放射線医が語る被ばくと発がんの真実 / 中川 恵一
『反原発』の不都合な真実 / 藤沢 数希
A3 / 森 達也
外資系金融の終わり / 藤沢 数希
山賊ダイアリー / 岡本 健太郎
ニートの歩き方 / pha

3.破天荒でいい 『人生を倍賭けする』生き方

人生の勝敗を左右するのはセンスで、それはヤマを張った場数でしか磨かれない。
今では当たり前のDNAも、ある科学者のヤマ張りによって発見された。
本を読むことで他人の超絶的な人生を体験すると、自分の立ち位置が明確となる。
黒と白の混ざり合うグレーゾーンを楽しめるのは、勉強して知識を持っている者だけ。
【第3章で紹介された本】
二重らせん / ジェームス・D・ワトソン
ヘルタースケルター / 岡崎 京子
トラオ 徳田虎雄 不随の病院王 / 青木 理
人間仮免中 / 卯月 妙子
獄窓記 / 山本 譲司
ムショ医 / 佐藤 智美
超闘死刑囚伝 / 丸山 友岐子

4.この2年で『日本人の生き方』が変わった?

今では当たり前の知識や技術も、昔からあるわけではない。
科学者や理系オタクが、いつの時代も世界を変えたり、支えたりしてきた。
【第4章で紹介された本】
成り上がり How to be BIG / 矢沢 永吉
五体不満足 / 乙武 洋匡
オトことば。 / 乙武 洋匡
PLATONIC SEX / 飯島 愛
僕の小規模な失敗 / 福満 しげゆき
風俗行ったら人生変わったwww / @遼太郎
とんび / 重松 清
かくかくしかじか / 東村 アキコ
東京タワー / リリー・フランキー
天地明察 / 冲方 丁
JIN -仁- / 村上 もとか



5.日本はこの先、一体どうなるの?

歴史は変わり続けている。
教科書で学んだ内容も、見方や視点が変われば違った景色があるのかもしれない。
経済学は、『世の中をお金の動きで見たらどうなるか?』ということ。
この『お金の動き』を押さえておけば、お金のゲームに勝つ確率を上げることができる。
身の回りのほぼ全ての物は、科学から生まれている。
理系の感覚を身に着けるには、サイエンス・ノンフィクションの本を読むのが一番の近道。
【第5章で紹介された本】
青雲の梯 / 高任 和夫
チャンネルはそのまま! / 佐々木 倫子
電波の城 / 細野 不二彦
江戸のお金の物語 / 鈴木 浩三
武士の家計簿 / 磯田 道史
リーマン侍 江戸語の世渡り / 野火 迅
日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門 / 藤沢 数希
グラゼニ / 森高 夕次
フェルマーの最終定理 / サイモン・シン
暗号解読 / サイモン・シン
カラー図解 アメリカ版大学生物学の教科書 / クレイグ・H・ヘラー 他

いけません…。
この本を読んだことで、次に読みたい本がまたもや増えてしまいました。

しかし、これらの中には既に私自身が読み終えている本も数冊。
その中で私も個人的におススメだったのは、高任 和夫さんによって書かれた『青雲の梯』。



本書の主人公は、学校で習った歴史上の人物の中でイメージが芳しくない部類に入る田沼意次。
堀江さんも触れている通り、彼の行った数々の改革案は時代が追いついていなかっただけなのかもしれません。

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