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【SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語(スーパーファミコン)】攻略は、最終回。
今回は最終ボス・ジークジオンの撃破と、その後に用意されているエンディングの模様をお届けしていきたいと思います。
宿敵・ネオブラックドラゴンとの融合により、ナイトガンダムはスペリオルドラゴンとへと生まれ変わりました。
終章のタイトルのとおり、正しく『光の騎士』となったのです。
スペリオルドラゴン(ナイトガンダム)の前に最後に立ちはだかるのは、ジオン軍の親玉であり悪の元凶・ジークジオンです。

美しくない…。

…まさしく、獣って感じ…。
ボス戦:ジークジオン
ジークジオンの自己紹介、スタート。
悪の親玉らしい、堂々とした口上です。
最終決戦を前に、ここで場面が一時切り替わります。
これまで所々で登場した黄金の騎士が、スペリオルドラゴン(ナイトガンダム)に続いて『ムーア界』に降り立ちます。

僕は導かれなかったっていうのに…
そして再び場面は、スペリオルドラゴンとジークジオンの対峙へと戻ります。
先程までのネオブラックドラゴンとの死闘と融合の場面を、『余興』と一言で称す余裕のラスボス。

もうすぐ、その余裕を失わせてやるよ!!
ジークジオンとの最終決戦が幕開け。
この戦いでは目安としてレベル60は欲しいところですが、ニューガンダムのレベルだけがちょっと低め…。
ラスボス・ジークジオンの行動回数は、最大で1ターンに4回という反則レベル。
強力な通常攻撃はもちろんですが、全体に被害を及ばせる炎が厄介。
『怪しい匂い(混乱)』、『超音波(気絶)』等の状態異常攻撃にも要注意。
また…ネオブラックドラゴンと同様に、ジークジオンも最後はスペリオルドラゴン(ナイトガンダム)の攻撃で仕留めなければなりません。
回復を細目に行い粘り強く戦うのが、唯一にして最大の戦いのコツ。
スペリオルドラゴン(ナイトガンダム)によって最後の一撃を加えるとイベントが発生し、戦闘は終焉を迎えます。
ここで、先程『ムーア界』に導かれた黄金の騎士が物語に大きく関与。
黄金の騎士の正体は、第1章以降姿を見せていなかったシャアだったのです。
…原作を知っている方からすれば、当然ですが…。
第2章の最終ボスだったサイコゴーレム。
そのサイコゴーレムはジークジオンに操られていたものの、破壊の限りを尽くすことは本心ではありませんでした。
シャアはサイコゴーレムの核を利用し、ジークジオンの動きを封じにかかります。
『ジークジオン』というキーワードに対しては、やはりシャアは因縁がありますね。
動きを封じ込められた、ジークジオン。
ここで、スペリオルドラゴン(ナイトガンダム)が最後の一撃を加えます。
ジークジオン撃退の、瞬間です。
エンディング
ジークジオンを撃破すると、スペリオルドラゴン(ナイトガンダム)達の体が輝きを放ち始めます。
同時に…ジークジオンが死んだことで、『ティターンの塔』が崩壊を始めます。
異世界である『ムーア界』から、スペリオルドラゴン(ナイトガンダム)達は地上に帰還を果たすのかと思いきや…。
思い返すのは物語の冒頭。
『ラクロア』付近に不時着した光がナイトガンダムだったわけですが、それを初めて発見したのがフラウ姫でした。
あの時…この地に落ちた光が再び空高く上がっていくのを、フラウ姫は『ラクロア』の城内から見ていました。
そして、フラウ姫には分かっていました。
その光こそが、スペリオルドラゴン(ナイトガンダム)達だということを。
場面は切り替わって、『アルガス』。
かつてこの地では、ジークジオンの策略より隣国『ムンゾ』と戦争を繰り返していましたが、アムロの唯一の活躍により今では平和が訪れています。
恋仲の設定だった『アルガス』のカミーユ王子と『ムンゾ』のユイリィ姫は、必ずやこの平和を継続させていくことでしょう。

『唯一』って何だよ!!
黄金の騎士だったシャアは元の姿に戻っていますが、なんとなくその姿は寂しそうです。
騙されていたとはいえ、サタンガンダムの走狗となっていたのは今では懐かしい思い出です。
そして…私としては裏切り者というレッテルが貼られているアムロのボヤキ。

なぜ、なぜ彼らだけ…。
私はまだ未熟だというのか…。

(また葛藤してるわ、この人…。)
最後にガンタンクが、本作品のサブタイトルである『大いなる遺産』の由来を解説。

長い月日が流れた時、5人のガンダムの功績は伝説となるだろう…。
『大いなる遺産』として…。
最後は、フラウ姫の寂しそうな後姿でエンディングを迎えます。
それにしても、スペリオルドラゴン(ナイトガンダム)達はどこへ消えたのでしょうか?
その答えを、私は未だに知りません。
これまでお届けをしてきました、【SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語(スーパーファミコン)】の攻略記事も今回で終了です。
理不尽なゲームバランスの本作ですが、それでも当時小学生だった私はこれが普通だと思ってプレイしていました。
今はだいぶ丸くなりましたが…私の父はゲームを目の敵にするような厳格な人間でした。
当然ながら、スーパーファミコンを買ってもらうだけでも相当苦労しました。
近所の子供達がスーパーファミコンに入手してから遅れること、約2年。
とうとう我が家にもスーパーファミコンがやってきたのですが、本体と共に初めて父に買ってもらったソフトが本作であり、思い出の一本です。