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ここまで進めてきた【ガイアセイバー】の攻略は、今回で最終回。
回復役として抜擢したセブンの不可解な戦闘不能を乗り越え、ラスボスのシステムを倒すことに成功しました。
亜空間
システムを倒した直後、一連の黒幕だったエージェントが登場。
戦うことなくエージェントは消滅してしまいますが、ここですっかり忘れかけていたあの敵キャラが登場します。
その敵キャラとは…Uキラー(ウルトラキラー)。
Uキラーの正体はゾフィーであることが既に判明していますが、ここでの登場は多くのプレイヤーを驚かせることでしょう。
Uキラー!
いや、ゾフィー!
Uキラーにとって、エージェントは目の上のたんこぶのような存在でした。
一連の黒幕が倒れたことで、今度は自分がトップに立てると考えたのでしょう。
しかし…なぜシステムやエージェントが倒れたにも関わらず、ゾフィーの洗脳は解けないのでしょうか?
アムロの疑問は、もっともです…。
なぜゾフィーは、Uキラーのままなんだ!?
ボス戦:Uキラー
まさかのラスボス撃破後の、Uキラーとの戦いがスタート。
しかし、ご安心下さい。
こちらはUキラーの弱点を引き続き持っています。
アイテム一覧から『ペンダント2』を使用することで、戦闘は一瞬にして終了。
それと同時にゾフィーが正気を取り戻します。
ゾフィーの救出は素晴らしいことなのですが、この結果は唯一助けることのできなかった仮面ライダー2号(Rキラー)の死を更に引き立たせてしまいますね。
時間と共に少しずつ記憶を取り戻すゾフィーですが、ヒーロー達に残された時間は多くはありません。
一刻も早く、『亜空間』から脱出する必要があります。
悩むのは後だ。
僕達は、早くここから脱出しなくては!
システムに辿り着くまで非常に複雑だった『亜空間』ですが、ここからはゾフィーが道案内をしてくれます。
最後の最後に役に立つ、ウルトラ兄弟の長兄。
自ら道案内を買って出ただけあり…間違った道へ進もうとするとゾフィーは『違う、こっちじゃない!』と丁寧に教えてくれるので迷う心配はありません。
ゾフィーに導かれながら『亜空間』を進んで行くと、システムと戦った部屋と似たポイントに到着。
この部屋にいたのは…ヤプール人です。
ヤプール人といえば【ヒーロー戦記】にも登場する敵キャラクター。
しかし…本作【ガイアセイバー】では最後の最後に姿を現します。
早くここを脱出したいために気が立っていたのか、ここでヒーロー達はヤプール人との戦闘を始めます。
ボス戦:ヤプール人
しかし、このヤプール人…まったく強くありません。
例の如くカプセル怪獣(ミクラス)を使えば、1ターンで勝利が可能です。
難なくヤプール人を撃破。
なんと本作で最後に戦う敵は、因縁のエージェントでもシステムでもなく…1ターンで倒せるヤプール人なのです。
戦闘後はゾフィーに導かれるままに、『亜空間』を脱出。
辿り着いたのは、アメリカ大陸です。
ここからゾフィーの言い訳タイムが始まります。
役立たずに近かったウルトラ兄弟の長兄が言うには…
本作でヒーロー達が激戦を繰り広げてきた敵は『プログラム』の一つに過ぎない…ということ。
しかし…人類は『プログラム』の計算以上に、早すぎる進化を遂げました。
そして、その進化は終わることのない戦争や地球汚染といった悲しい結果を数多く生んだのです。
その結果、人間の飛躍的な進化はシステムの知るところとなりました。
当初は『プログラム』どおりに事が進むはずでしたが、ヒーロー達やシャアというイレギュラーな存在が、その筋書きを打ち砕いたのです。
一通り言い訳述べた後、ゾフィーは恐ろしい言葉を放ちます。
『このまま人類が危険な進化を続けるなら、またシステムは発動するだろう。』
『次は月と言う小さな星ではなく、太陽に眠るシステムが…。』
…もう【ガイアセイバー】はプレイしたくないから、勘弁してよ…。
エンディング
これにてストーリーが終了し、ここからはエンドロール。
ちなみに【ガイアセイバー】にはエンディングが4種類存在し、これまでの人口と地球のカウンター(数値)によって、その内容が変化。
今回のプレイはA~Dランクの内、上から2番目のBランクでエンディングを迎えました。
エンドロール上の文章が変わるだけで、特に大きな影響はありませんが…。
…ということで、めでたく【ガイアセイバー】オールクリアの瞬間です。
本作はあの【ヒーロー戦記】の後に発売されたこともあり、当時の私は心を躍らせながらスーパーファミコンのスイッチを押したものです。
しかし…現実は残酷でした。
普通にプレイしていると見つけるのが難しい要素は数知れず、小学生には理解しきれない唐突なストーリーの連続。
大人になった今…『レトロフリーク』と言う強力な相棒を味方にした私は、二十数年振りのリベンジを果たすことができました。
【ガイアセイバー】…。
クリアを目標に据えるのでなければ、決して気軽に始めて良いゲームではありません。
数々の攻略サイトを参考にしながらプレイを進めていくことをおススメしますし、その選択肢の1つとして当ブログ『浅見家の本棚』を加えて頂ければ幸いです。