プロ書評家が教える伝わる文章の書き方、4つのSTEP 浅見家の本棚 #83

浅見家の本棚
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プロ書評家が教える文章を書く技術/印南 敦史

本書の著者である印南さんは、ライフハッカーというサイトで書評の担当をしている方です。
ライフハッカーは日頃から私も頻繁に閲覧させて頂いているのですが、印南さんの書評は分かりやすく、次に購入する本を選ぶ際に参考にしています。



本書は、そんな印南さんがタイトル通り『伝わる文章』をレッスンしてくれる、私のようなブログ書きにとっては参考になることばかり。
大きく分けてSTEP1~4の4章構成となっております。それぞれ振り返ってみましょう。

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STEP1 プロ書評家が教える読書術・時間術

ライフハッカーでほぼ毎日書評記事を公開している印南さんは勿論、本ブログで書評を書いている私にとっても、取り扱っているコンテンツの特性上、まずは本を読まなければ話になりません。

しかし、印南さんはご自身で『本を読むのが本当に遅い』と本書の中で話しています(とは言いつつも、私よりは絶対に早いと思います)。
本章では、記事を書く上での材料となる読書の方法や時間術について解説がなされています。

結論。
印南さんはどんな奇想天外な読書術を持っているのか…というこちらの予想に反して、その方法は以外にも簡単なことでした。
つまり、本を隅から隅まで読む必要はない、ということです。

特にビジネス関連の本は、編集のプロ達が分かりやすくまとめてくれている場合がほとんどですので、ポイントが明確にまとめられています。
隅から隅まで読まなくても、本の要点を掴むことはそれほど難しいものではないでしょう。

ただし、ここで注意が必要です。
いくら『隅から隅まで読まなくてもいい』とは言いつつも、本には読み込むべきものと流し読みで良いものの2つに分けられる…と印南さんは説明してくれています。

詳細については以下の通りです。

【読み込むべき本】
①読み込まないと、内容が把握できないもの。
②引用できる部分がちりばめられたもの。
③単純に『おもしろい』『読みたい』と感じたもの。

【流し読みでいい本】
①要点がまとまっているもの。
②無駄な部分が多いもの。
③利用価値のないもの。

私が先程触れたビジネス関連の本などは、【流し読みでいい本】の『①要点がまとまっているもの』に該当すると思われます。
読み方ひとつで時間が有効に使えますので、まずは実践してみることが大事ですね。

STEP2 読み手の視点に立つ

今回紹介する4つの章の中で、もしかしたら最も大事な部分かも知れないのがこの『読み手の視点に立つ』という考え方です。



私を含めてブログを書いている人は、『読み手の視点に立つ』ということをついつい忘れがちになってしまいます。

必要なのは、『誰が読むのか』『誰に読んでほしいのか』ということ。
つまりターゲットを見極めることです。

また、読み手と時間の関係性についても印南さんは注意を促しています。
特にビジネスマンにとってその傾向は顕著で、印南さんは『出勤中などに手軽に短時間で情報を収集してもらえるかどうか』ということに気を付けて記事を書いているそうです。

STEP2のまとめです。

・『読み手が何を求めているか』を常に意識しながら書くこと。
・ターゲットを見極めること。
・読み手と時間の関係性を考えること。

個人的に、この章を読み進めている時は胸が痛くなりました。
今までいかに自分勝手に記事を書いてきたのだろうか…と強く後悔をした次第です。

STEP3 大切なのは『伝える』こと

このSTEP3で語られているのは、先程の『読み手の視点に立つ』の延長線上のような考え方になります。

『読み手の視点に立つ』…ということは、つまり『読み手がどのような文章を好みんだり嫌がったりするか?』を考えることだと思います。

好みについては、例えば書評で取り扱う本の内容やブログの種類で色々と変わってきますが、嫌がられる文章が共通しています。

それは、書き手の必要以上の主観であると著者の印南さんは説明しています。
記事を読む人というのは、事実や情報を求めているのであって書き手の思いなどについてはあまり興味を持っていません。
目からウロコとは、正にことのことです。

読み手によりよく伝えるために必要な要素
①冷静さ
②客観性
③わかりやすさ

多少ドライに思われようとも、この3要素に気を付けることで読み手に対して事実や情報を提供することに繋がる…というのが印南さんの持論です。
自分も今後はこの点に気を付けて、文章を書こうと思います。

STEP4 『読ませる』文章の書き方

最後のSTEPです。
①本を効率的に読み…
②読み手の視点に立って…
③『伝える』ことを意識して…



最後に来るのが、実際に文章を書くということです。
このSTEPでは、『読ませる』文章の書き方について触れられていますが、ここで記載されているのは、よくよく考えればごく普通のこと。

私も含めてそれがなかなか出来ないから皆さん悩んでいるのですが、プロの印南さんに列挙してもらうことで、課題がよりクリアになります。
これらを一つ一つ解決していくことで、私達の文章は今よりも伝わりやすくなるのだと思います(思いたいです)。

『読ませる文章』に必要なもの
①センス…好きな書き手の真似をすることなどで磨くことが可能。②文法…『てにをは』、『テンマル』(句読点)に注意。

③リズム…無駄を省き、読みやすい文章を心がける。幼稚な表現もNG。

④簡潔さ…専門用語はできるだけ使わず、平易な表現、わかりやすさを心がける。

⑤削ぐ力…出来るだけそ削ぎ落とすことで文章は美しくなる。

以上、ライフハッカー(日本版)で書評を担当されている印南敦史さんの『プロ書評家が教える文章を書く技術』という本についてお伝えして参りました。

本書を読んでおきながら、まだまだ私自身上手な文章を書けているというわけではないのですが、少しずつ精進していきますのでこれからも宜しくお願い致します。

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