小説幻冬2016年11月号/幻冬舎
おはようございます。
私、浅見ヨシヒロの所属する職場は本日から仕事始めです。
未だ、年末年始休暇のボケ具合が抜けきっていないわけですが、少しずつマイペースに頑張っていきたいと思います。
さて、今回は初めて文芸誌のレビューをここでさせて下さい。
幻冬舎さんによる、『小説幻冬』という文芸誌です。この2016年11月号が創刊号ですね。
この文芸誌は、ある一つの指針が設けられています。
それこそが『活字の力で世界を変える』というもの。
ふむ、『活字の力で世界を変える。』(重要だから二回言いました!)
もう、この一言だけで幻冬舎さんの並々ならぬ覚悟が漂ってきておりますし、創刊号というだけに質・量ともに申し分ない読み応えでございました。
こういった文芸誌を読むことのメリットは、普段あまり読む機会のない作家さんの作品(それも、かなり多くの数)を手軽に読むことができること。
読書家の皆さんが全員そうなのかは果たして分かりませんが、私は好き嫌いが激しく(しかも困ったことに食わず嫌いがほとんど)、お気に入りの作家さんの作品を中心にして読書を進めるため、余程のことが無い限り、初めての作家さんには手を出さない傾向があります。
誠に反省すべきことです。
そして、今まで積んだままにしていて申し訳ありませんでした(今、何年だと思ってるんだ…)。
そして触れねばなりますまい、文芸誌を読むことのデメリット。
それは出費と、購入した本を保管しておく場所の確保の難しさであります。
この辺は、分かる人には言わずもがな…といったところでしょうか。
本誌を読み終え、『小説幻冬』のHPを拝見しました。
そこには編集長の気合の入ったコメントも掲載されております。
その編集長のコメントによりますと、『小説幻冬』に連載されている作品は、やがて書籍化する予定なのだとか。
このIT全盛期において、素晴らしい挑戦であると私は個人的に感じております。
『活字の力で世界を変える。』
可能かもしれません。
…いや、変えて下さい!!
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