光秀の定理 浅見家の本棚 #54

浅見家の本棚
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光秀の定理/垣根 涼介

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明智光秀の印象が変わる一冊

戦国時代から400年以上が経った現在では、裏切者の代名詞となっている明智光秀。
本書では、その明智光秀の性格や考え方などが丁寧に描写されています。
きっと、この本を実際に読まれた方は明智光秀に対する見方、印象が多少なりとも変わるのではないかと思われます。

『死人に口なし』『勝てば官軍』

『史書は、あるいは歴史の正当性は、常に商社の側によって造られる。喧伝される。敗者は、歴史の中で沈黙するのみである。』(本文より引用)

この一文は、私が本書を読み進めた中で最も腑に落ちたフレーズです。
『死人に口なし』、『勝てば官軍』と申しますが、正にその通り。
我が国に限らず、歴史というものは勝者の手によって後世に語り継がれ、敗者は何も話すことができません。明智光秀のケースですと、この一連の謀反で最も得をした人物は後の天下人・羽柴秀吉ですよね。
近年の歴史研究では、この秀吉が本当の黒幕なのでは?といった見解も出てきており、このようなところに歴史の奥深さ、面白さを感じます。

『死人に口なし』、『勝てば官軍』の最たる例が、明治維新ではないでしょうか。
執念深く、根に持つタイプの私の性格ですから、何度かこのブログで触れておりますが…その明治維新において、私の住んでいる福島県は敗者の立場となり、『賊軍』のレッテルを貼られ、薩長に必要以上に貶められました。

被害者はいつまでも覚えてるからね!

近年になって友好的な演出をしがちなわが福島県と山口県ですが…加害者と違って被害者はいつまでもやられたことを覚えていますからね。
来年は戊辰の役150年の記念すべき年。各種町づくりイベントで、色々と蒸し返していきましょう。

あ、三春藩も同罪だからね?

(最早、明智光秀が関係なくなっている…)




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