僕僕先生 浅見家の本棚 #34

浅見家の本棚
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僕僕先生/仁木 英之

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小説の書き手と読み手の相性

小説の書評は難しいものです。読む人の価値観だけならまだなんとかなりますが、書き手と読み手の相性とでも呼びましょうか、こんな私にですら『この文体、苦手なんだよなぁ』という作家さんがちょっとばかりいらっしゃいます。そういった作家さんの作品と出会ってしまった日には、ページをめくるスピードが遅いこと遅いこと。文章が全く頭に入らず、ページも進まず、時間だけが浪費されるという負のスパイラルを皆さんも経験したことはありませんか?

勿論プロの作家さんですから、凡人の私など足元にも及ばない文才の持ち主でありましょうし、執筆されている作品も素晴らしい内容だとは思うのですが、この相性ばかりはどうにも克服できないようで、いわゆる”食わず嫌い”の小説と、これまで数多く出会って参りました。

そのせいか、初めて読む作家さんの作品というのはちょっとばかり勇気が要りまして、ダ・ヴィンチ等の雑誌の評判や、入念な立ち読み(本屋さん、すみません)により相性を確認した上で購入に至っています。そんな手間を惜しむせいか、いつの間にやら小説をあまり読まない日々が正直なところ続いておりました。




久しぶりに手に取った小説

そんな私が、久しぶりに小説を読みました。表題の通り『僕僕先生』です。この本は、確か私が普段から利用しているブックオフオンラインでピックアップされていたのがきっかけで購入したかなぁと記憶しています(間違っていたらすみません)。あまりファンタジー物は読まない人間なのですが、たまには読んでみるか…という軽い気持ちで手を出してみたのですね。

主人公・王弁への感情移入

感想。小説ということで物語を取り扱っておりますから、読後の感覚がビジネス本や啓発本と違うのは当たり前なんですが、それでも全てのページをめくり終えた時の甘酸っぱいような爽やかなような複雑な感じは存外嫌いではありません。仙人(かつ美少女)である僕僕に弄ばれる、主人公・王弁の性格がなぜか理解できてしまった、二児の父でありました。読み終わった後に知ったのですが、続編があるようなのです。機会があったら読まねばなりませんね。

本作の作家さんとの相性ですか?バッチリでしたよ!

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