『日本最強馬 秘められた血統』浅見家の本棚 #25

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『日本最強馬 秘められた血統』/吉澤 譲治

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サラブレッドは人間によって生み出された

競馬はブラッドスポーツとも呼ばれています。ブラッド…つまり『血』ということになるのですが、サラブレッドは”いかに速く走ることができるのか”ということをとことん追及され、我々人間によって文字通り作り上げられてきたものの結果ではないかと考えています。

コンビニ等で実際に売られている競馬新聞を見てみますと、各レースの出走馬欄にはその馬の父や母、そしてその母の父の馬の名前が掲載されているに過ぎませんが、それはあくまでもほんの一部であり、ちゃんとした血統表を見てみますと当たり前の話ですが一頭一頭に血の歴史が凝縮されているのです。この辺は我々人間の家系図と基本的には同じ考え方ですよね。

三冠馬オルフェーヴルが産まれるまで

本書の主人公は、三冠馬・オルフェーヴル。全八章から構成されておりまして、その中で私が最も感動したのは”メジロの遺伝子”について記載された箇所でありました。 競馬ファンにとっては常識中の常識ですが、先述の三冠馬オルフェーヴルの母の父(つまり、人間でいうと祖父)は、名馬メジロマックイーンであります。メジロマックイーンは目白牧場の創設者である、故・北野豊吉氏によるメジロアサマ(メジロマックイーンの祖父…つまり父の父)に懸けた情熱が生んだ結晶でした。

競馬に『タラ・レバ』は禁句ですが、もしその情熱が無ければメジロアサマは種牡馬としてメジロマックイーンの父であるメジロティターンを輩出することもありませんでしたし、それはつまりメジロマックイーンが産まれなかったことをも意味し、それが引いては三冠馬・オルフェーヴルがこの世に生を受けることはなかったことにもつながります。




競馬は単なるギャンブルではない

この本を読むと、競馬に対するイメージが少し変わるのではないでしょうか? 競馬は単なる”ギャンブル”などでは決してなく、こういった血の歴史や関係者の努力、情熱があって初めて存在しする稀有な存在なのです。

競馬ファンの方は是非ご一読下さい。

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