『読書HACKS!』浅見家の本棚 #16

『読書HACKS!』/原尻 淳一

書くために読む、アウトプットするためにインプットする

私がこのような書評系ブログを始めたのは、『そろそろ、ただ読むだけの読書からアウトプットするための読書をせねばなるまい』という焦りが一つの契機だったわけですが、正しくそれと同じ趣旨の言葉が本書にも書かれております。

織田信長の、能の敦盛(『人生五十年』)ではないですが、我々人間にとって時間が有限であり、それに対して一年間に発行されている書籍数は年間6万冊とも7万冊とも言われており、『とてもじゃないが、生きているうちにそんなに本なんか読めるわけねぇんだよ!』と、誰かに八つ当たりをしたくなるほどです。

そんな愚痴話はさておき…著者の原尻氏によれば『書くために読む、アウトプットするためにインプットすることを時代が求めている』とのことです。

全ての本が読めないのであれば、せめて自分が読んだ本くらいは少しでも記憶に留めておきたいと思うのが当然ではないでしょうか。

読書に対するモチベーションの維持も大事です

また、私はこの本と同じような本、つまり”読書のための本”みたいなものを何冊も読んで参りました(買うなり、図書館で借りるなどして)。

それは単に皆さんに『読書は素晴らしいですよー!』といった当たり前のことを訴えたいわけではなく、自分の読書に対するモチベーションの持続のためであります。こういった類の本を時々読まないと、漫然と読書をしてしまう情けない自分がいるのでやはり定期的に体が欲するようです。

とりあえず形から入る、私

そしてモチベーションを取り戻したら、あとは実践あるのみ。ただ本を読んで満足するのではなく、良いも悪いもまずは著者の読書法などを一旦真似てみようと思っています。

この本で紹介されていた『読書キット』…早速私も真似するべく、まずは近くのホームセンターに行って必要なアイテムを一式取り揃えてみました。今日から鞄にそのアイテム一式を忍ばせているんですが、なかなかにいい感じです。それだけでもこの本を読んだ甲斐がありました。気になる方は是非、手に取ってみてください。

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