早いもので11月も今週で終わり、いよいよ年末がやってきます。
個人的な話になりますが、年末だというのに自分の仕事があまり芳しくない状況にあるので、なかなか気分が晴れません。
どうにかしたいものです。
さて…先週末の吉田 豊 騎手の騎乗結果について触れていきたいと思います。
以下に記載のとおり、残念ながら前の週に引き続いて未勝利に終わってしまいました。
2022年11月26日(土)5回東京7日
②アルマロクザン 2歳未勝利 4人気 9着
③トーセンダビット 2歳未勝利 16人気 10着
⑧ライクジュエリー 3歳上2勝クラス 11人気 16着
⑪クリスタルブラック キャピタルステークス 16人気 16着
11月26日(土)は東京競馬場において4鞍に騎乗。
第2レース(2歳未勝利)に騎乗したアルマロクザンは、これまで惜しい競馬が続いていました。
もっと人気を集めるのかと思いきや…ふたを開けてみると4番人気という評価。
結果も芳しくはなく、9着に終わりました。
いつもより前方に付けていったのが裏目に出てしまったのでしょうか?
長期休養から復帰2戦目のクリスタルブラックは、16番人気でレースを迎えました。
前走オールカマーより相手は楽になったのですが、追走に苦労していたように私の目には映りました。
これで終わってほしくない馬ではありますが…もう少し時間が必要だと思います。
キャピタルステークスで衝撃だったのは、3歳馬・コマンドラインのシンガリ負けでしょうか。
昨年の今頃はデビュー後に重賞を勝利し、2022年のクラシックホース筆頭候補と目されていたはずです。
競馬とは本当に分からないものですね。
2022年11月27日(日)5回東京8日
②アサクサヴィーナス 2歳未勝利 1人気 2着
④ジェイエルドラフト 2歳未勝利 6人気 6着
⑦カリカ 3歳上1勝クラス 6人気 12着
⑧エバーハピネス ベゴニア賞 6人気 3着
➉レディステディゴー アプローズ賞 15人気 9着
日曜日の方に目を移していきましょう。
11月27日(日)は計5鞍に騎乗し、2着と3着を1回ずつ記録。
まずまずの結果だったと思います(できれば勝ってほしかったですが)。
注目馬に挙げていたエバーハピネス(ベゴニア賞に出走)はなかなかの走りを見せてくれました。
私のPОG指名馬・レッドロスタムに先着したのは複雑な心境ですが、6番人気から3着に食い込んでくれたのは、素質の現れだと思います。
これからの成長が楽しみです。
11月26日(土)・11月27日(日)の重賞レース
先週末、平場では2つの重賞レースが開催されました。
11月12日(土)は東京スポーツ杯2歳ステークス。
11月13日(日)はGIレース・マイルチャンピオンシップです。
ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス
一昔前は単なるオープン戦だった京都2歳ステークス。
2014年から重賞へと格上げされて今年で9回目を迎えたわけですが、今年のラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスを制したのはグリューネグリーンでした。
母・レディーダービーという血統からも分かるとおり、かつてオールカマーやアメリカジョッキークラブカップなどを勝利したヴェルデグリーンの半弟に当たります。
父はラブリーデイ。
父や偉大な兄の背景からもう少し距離が伸びても大丈夫そうなので、来年以降の活躍が期待されます。
京阪杯
この季節の短距離重賞として定着している京阪杯。
香港スプリントに出るまでには至らない実力馬達が集結したわけですが…そんな京阪杯を制したのは1番人気のトウシンマカオでした。
トウシンマカオの父はビッグアーサー。
その父系を遡っていくと…サクラバクシンオー、サクラユタカオーと続くわけですが、この血統が活躍すると個人的には非常に嬉しいです。
今回の京阪杯は残念ながら動画で見ることはできていませんが…次走は年末の阪神カップでしょうか?
それとも年明けの短距離重賞から高松宮記念を目指すローテーションでしょうか?
楽しみです。
ジャパンカップ
最後に触れるのは…東京競馬場で実施される、今年最後のGIレース・ジャパンカップ。
日本馬が上位独占をすることが当たり前となったレースですが、今年は外国馬4頭が参戦。
上位人気は昨年のダービー馬・シャフリヤールや3歳馬・ダノンベルーガ、2連勝中で勢いに乗るヴェラアズールの頭。
その他にも牝馬三冠達成後に不調に陥っているデアリングタクトもエリザベス女王杯から参戦し、今年も豪華なメンバーが集まりました。
結果的にジャパンカップを制覇したのは、単勝3番人気のヴェラアズール。
ジューンS、京都大賞典に続いての3連勝でGI初制覇を成し遂げた形です。
2着には1番人気のシャフリヤール。
実力馬達同士の決着に、競馬の醍醐味を感じた次第です。
今年のジャパンカップで面白いと感じたのは、血統の巡り合わせでしょうか。
2着に入ったシャフリヤールを管理するのは栗東の名門・藤原厩舎ですが、今回のジャパンカップを制覇したヴェラアズールの父はエイシンフラッシュでした。
エイシンフラッシュ産駒はこれがGI初勝利。
そして、現役当時のエイシンフラッシュを管理していたのが…ほかならぬ藤原調教師だったのであります。
惜しくもシャフリヤールは敗れてしまいましたが、かつて育てたエイシンフラッシュの産駒が眼前でGIを勝利したということは、師にとっても感慨深いものだったことでしょう。
こういうドラマがあるから、やはり競馬は面白い…。
吉田 豊 騎手を応援している方とも交流できればいいなと淡い思いも抱いておりますので、何かあれば私のツイッター(@liverpoolxabier)までDMを頂ければと思います。