今週末は、阪神競馬場でマイルチャンピオンシップが行われます。
マイルチャンピオンシップは秋のマイル王決定戦として位置づけられており、年末の『最優秀短距離馬』のタイトルを決定付ける重要なレースでもあります。
本ブログにおける、競馬関連として初めての記事である今回。
数々の名馬による名勝負が生まれたマイルチャンピオンシップについて、触れてみたいと思います。
マイルチャンピオンシップ 過去5年の優勝馬
秋のマイル王決定戦・マイルチャンピオンシップは、今回で37回目を迎えます。
過去には、ニホンピロウイナー、サッカーボーイ、オグリキャップといった往年の名馬の他、海外GI制覇を果たしたタイキシャトル、トウカイテイオー産駒初のGI馬トウカイポイント、ダイワメジャーなどが歴代優勝馬として名前を連ねています。
まずは復習という意味も込めて、過去5年間のマイルチャンピオンシップ優勝馬を振り返ってみましょう。
マイルチャンピオンシップ優勝馬 | ||
年 | 馬名 | 父 |
2019 | インディチャンプ | ステイゴールド |
2018 | ステルヴィオ | ロードカナロア |
2017 | ペルシアンナイト | ハービンジャー |
2016 | ミッキーアイル | ディープインパクト |
2015 | モーリス | スクリーンヒーロー |
昨年のマイルチャンピオンシップを制したのは、単勝3番人気インディチャンプ。
1番人気ダノンプレミアムは好位の4~5番手、2番人気の3歳馬ダノンキングリーはその後ろに控えながらレースを進めました。
優勝馬インディチャンプは2頭のダノン勢を前後にして好位に付け、直線では2着に入ったダノンプレミアムを競り落とし、結果的には1馬身半差の勝利。
昨年の安田記念も制覇していたインディチャンプは、見事に『最優秀短距離馬(2019)』のタイトルを獲得することになりました。
なお…2015年と2016年の優勝馬モーリスとミッキーアイルは、今年種牡馬デビューを果たしています。
時の早さというものを実感しますね。
マイルチャンピオンシップ(2020) 出走予定馬
現時点で、今年のマイルチャンピオンシップに出走登録を済ませているのは次の17頭。
マイルチャンピオンシップ出走予定馬(五十音順) |
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アウィルアウェイ |
アドマイヤマーズ |
インディチャンプ |
ヴァンドギャルド |
カツジ |
グランアレグリア |
ケイアイノーテック |
サウンドキアラ |
サリオス |
スカーレットカラー |
タイセイビジョン |
ブラックムーン |
ベステンダンク |
ペルシアンナイト |
メイケイダイハード |
ラウダシオン |
レシステンシア |
出走を予定している馬の中には、昨年の覇者インディチャンプや2017年の優勝馬ペルシアンナイトの姿も。
その他…昨年の香港マイルを勝利したアドマイヤマーズ、無敗の3冠馬が生まれた3歳勢からはサリオスを筆頭にラウダシオン(NHKマイルC)、レシステンシア(阪神JF)、タイセイビジョンも参戦するなど、例年以上の豪華メンバーとなる予定です。
しかし…やはり大本命は、牝馬でありながら既に今年の安田記念やスプリンターズSを制しているグランアレグリアでしょう。
現時点で『最優秀短距離馬』の座に最も近い存在であり、単勝1番人気になるのはほぼ確実という状況です。
マイルチャンピオンシップ(2020) 予想
このように豪華なメンバーが出走予定の、今年のマイルチャンピオンシップ。
馬券下手な私が予想を当てるのは非常に難しいことだと分かっておりますが、敢えて言わせてもらうならば…サリオスを本命に推したいと思います。
個人的な話になってしまいますが、サリオスは私の前期POG指名馬の1頭。
春のクラシック戦線では三冠馬コントレイルの後塵を拝してきましたが、管理する堀調教師はデビュー時から『サリオスはマイラー』とコメントしていました。
本来の距離適性に戻り、前走の毎日王冠では初対決となった古馬達を一蹴。
古馬の壁にぶち当たっていた3歳勢ですがサリオスには関係が無さそうで、更に距離短縮となる今回は実力を十二分に発揮できそうです。
とはいえ…グランアレグリアの実力と実績は誰もが認めるところ。
元々、上位人気馬が崩れることの少ないマイルチャンピオンシップ。
グランアレグリアが馬券圏内でレースを終える確率は、高いと考えます。
ということで、マイルチャンピオンシップの予想が…こちら。
○ グランアレグリア
▲ アドマイヤマーズ
△ レシステンシア
△ インディチャンプ
△ ケイアイノーテック
× ペルシアンナイト
トリガミにならない程度に点数を絞り、この予想で勝負してみたいと思います。