引き続き、今回も競馬の楽しみ方の1つである『POG』についてブログを更新していきます。
前回は私がドラフト1位で指名したブラストウェーブという2歳馬を紹介しましたが、今回はそれに続く2位~4位の競走馬について触れていきたいと思います。
ドラフト2位指名馬:ダノンプレジャー
1位でブラストウェーブの指名に成功した私は、2位でダノンプレジャーを選択。
名前に”ダノン”が付く競走馬は㈱ダノックスが所有していますが、実質的に馬主は野田 順弘 氏。
そんなダノンプレジャーですが、父ロードカナロア、母スピニングワイルドキャットという血統。
言わずと知れた、GI馬・ダノンスマッシュの全弟です。
2歳から5歳途中まで、GIでは人気を集めるものの勝利には至らなかったダノンスマッシュ。
大舞台でもどかしい競馬が続いておりましたが、香港スプリント(2020年)を制してGI馬となり、その勢いで高松宮記念も制した雄姿には感動した方も多かったはず。
他ならぬ私もその1人。
ダノンスマッシュについてはGI未勝利時代から密かに応援を続け、同じく全弟のロードシャムロックを2019年に指名していたのは良い思い出です。
ロードシャムロックは結局POG期間は勝利を挙げることができませんでしたが、その後は3勝を挙げて現在も現役を続けている模様。
兄・ダノンスマッシュの存在があまりにも大きすぎますが、ダノンプレジャーと共に活躍をしてほしいと思っています。
ドラフト3位指名馬:デューデット
3位で指名したのは、牝馬のデューデット。
仕事でなかなか指名馬選びが進まないため、実際に一口馬主で実績を残している先輩に推薦をして頂いたのが本馬です。
デューデットは、父モーリス、母デニムアンドルビーという血統。
…控えめに言って、良血馬です。
2013年デビューのデニムアンドルビーは、引退するまでに29戦し3勝を挙げた名牝。
勝ち星の数は少ないものの、うち2勝はフローラS(GⅡ)とローズS(GⅡ)。
特に3歳時の牝馬クラシック戦線で中心を担った1頭です。
惜しくもGIの栄冠を手にすることはできませんでしたが、3歳牝馬という挑戦者の立場で臨んだ2013年のジャパンカップでは2着と好走。
2015年には牝馬としては珍しく長距離レースの最高峰・天皇賞(春)にも出走。
天皇賞(春)の結果は10着と惨敗でしたが、次走の宝塚記念では10番人気のの低評価ながら2着と好走し、その実力を改めて証明しました。
今回ドラフト3位で指名したデューデットは、そんなデニムアンドルビーの初仔ということもあって多くの期待を集める1頭。
GIには惜しくも手が届かなかった母の分まで、活躍を期待したいところです。
ドラフト4位指名馬:マンデヴィラ
ドラフト4位で指名したのは…新種牡馬・リアルスティール産駒のマンデヴィラ。
デューデットに続き、牝馬の指名となりました。
マンデヴィラの母はマンデラという馬ですが、この名前からも分かるとおり、ワールドエースやワールドプレミアの妹ということになります。
重賞2勝を挙げたワールドエースや、2019年の菊花賞、2021年の天皇賞(春)を制したワールドプレミアの父は、大種牡馬・ディープインパクト。
マンデヴィラの父・リアルスティールはディープインパクトの産駒であるため、ワールドエースやワールドプレミアの半妹でありながらも、偉大な兄達とほぼ同じ血統構成となっているのが特徴です。
ちなみにワールドプレミアに関しては、かって私がPOGで指名していた馬でもあります。
POG期間中はもどかしい競馬が続いていましたが、その後はGIを2勝するなど活躍。
個人的に思い入れのある血統でもあり、上位で指名いたしました。