安達太良山の麓にある、パン屋さんに潜入
こんにちは。今日も二本松ネタでの更新です。パンをこよなく愛する妻の案内で訪れたパン屋さんで、素敵な取り組みが行われていましたので、一人の本好きとして紹介したいと思います。
まず、肝心のそのパン屋さんですが、二本松市は馬場平にあります『やまのパンや しゃっぽ』さんです。
”馬場平”と聞くと市外の方はピンと来ないかもしれませんが、地区的に大別しますと二本松市の誇る観光資源の一つでもあります岳温泉の方面になりますね。高速道路のインターからは車でおよそ20分ほどでしょうか。まさしく安達太良山の麓であります。
『とりかえっこ文庫』とのご対面
自宅から車を走らせること約30分。愛車に小雨や風を浴びせながらの走行で、あまり芳しくないコンディションでありましたが、無事に目的地の『しゃっぽ』さんに到着致しました。
表現が適切かどうかは分かりませんが、いわゆるチェーン店には無い『町のパン屋さん』的な佇まい。個人的に好きです、こんな雰囲気。
お店の中に入りますと、既に何組かのお客さんが来店していて、お店は賑わいを見せていました。パンのいい匂いも私の食欲をそそり、カレーパンをついつい購入。
店内に並んでいるパンに吸い寄せられている妻の後ろ姿を見ていると、私の視界に『とりかえっこ文庫』なるコーナーが俄に入って参りました。以下がその写真です。
『とりかえっこ文庫』とは?
さてさて、ここで『とりかえっこ文庫』について説明せねばなりませんね。
『とりかえっこ文庫』とは、自分が不要になった本を持参することで、既に本棚に入っている他の本ととりかえっこ…つまり交換することができるというもの。
なるほど。自分が読み終わったなどした不要になった本をここに持ってくれば、まだ見ぬ新たな本の世界にまた出会えるというわけですね。
某大手チェーンの古本屋で本を買い取ってもらおうとしても、一冊あたりの単価は正直なところ、たかが知れておりますから、どうせならばこのように地元の住民同士で有効にシェアしあった方が、交流にもつながりますし、素晴らしい発想ではないかと私は思います。
生憎、『しゃっぽ』さんを訪れた昨日の私の手元には、読みかけの本しか残っていなかったものですから、『とりかえっこ』はまた別の機会にでもしようかと思います。
我が家の本棚でずっと眠っているよりも、それを必要とする方々に読まれた方が本にとっても幸せなことでしょう。
え、肝心のパンの味ですか?流石にうちの妻が目をつけていただけあって、美味しかったですよ。
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