チャンピオンズカップ(2020)予想
アーモンドアイが勝利した先週のジャパンカップの余韻もまだ残っている中、暦は12月に突入。
いわゆる『秋のGI戦線』も後半戦に入り、今週は秋のダート王者決定戦・チャンピオンズカップについて予想をしていきたいと思います。
拙い予想になってしまいますが、どうか最後までお付き合い下さい。
チャンピオンズカップ 過去5年の優勝馬
ご存じの方も多いと思いますが、チャンピオンズカップの前身はジャパンカップダート。
ジャパンカップダートは、2000年から2013年まで東京競馬場や阪神競馬場で行われていました。
2014年からは舞台を中京競馬場へと移し、名称も現在のチャンピオンズカップへ変更。
ジャパンカップダートも含めると歴代優勝馬には、クロフネ、カネヒキリ、エスポワールシチー、トランセンド、ホッコータルマエなどが名を連ねています。
チャンピオンズカップ過去5年間の優勝馬については、以下のとおりです。
チャンピオンズカップ優勝馬 | ||
年 | 馬名 | 父 |
2019 | クリソベリル | ゴールドアリュール |
2018 | ルヴァンスレーヴ | シンボリクリスエス |
2017 | ゴールドドリーム | ゴールドアリュール |
2016 | サウンドトゥルー | フレンチデピュティ |
2015 | サンビスタ | スズカマンボ |
昨年の優勝馬は、国内では未だ無敗のクリソベリル。
唯一の敗戦は海外に遠征したサウジカップ(7着)のみで、今年も一番人気に推されるのはほぼ確実の状況です。
ダートという舞台であることから、やはり種牡馬の特徴や傾向も芝とは全く違う様相。
自身もダートの舞台で活躍したゴールドアリュールは、過去5年で2頭の優勝馬(クリソベリル、ゴールドドリーム)を輩出しています。
2018年優勝馬ルヴァンスレーヴの父は、シンボリクリスエス。
芝のGI馬も輩出はしていますが、ダートでは他にサクセスブロッケンも活躍しました。
チャンピオンズカップ(2020) 出走予定馬
今回は私のブログ更新が遅れてしまったため、チャンピオンズカップの出走予定馬は既に確定したものをお伝えします(馬番順に掲載しています)。
チャンピオンズカップ出走予定馬 |
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タイムフライヤー |
ゴールドドリーム |
メイショウワザシ |
エアアルマス |
クリンチャー |
エアスピネル |
カフェファラオ |
サンライズノヴァ |
アルクトス |
アナザートゥルース |
チュウワウィザード |
モズアスコット |
インティ |
ヨシオ |
クリソベリル |
サトノティターン |
チャンピオンズカップに関しては既に馬番も確定しており、昨年の覇者クリソベリルは大外枠。
このレースはホームストレッチからのスタートのため枠に関しての有利不利は生じにくく、クリソベリルはその実力を十二分に発揮しやすい環境にあると言えます。
上位馬に優先出走権が与えられる、みやこステークスと武蔵野ステークスからも有力馬が参戦。
クリンチャー、エアスピネル、タイムフライヤー、モズアスコットらが候補ですが、筆頭は武蔵野ステークスを勝利したサンライズノヴァになると思われます。
同じくGIの舞台からはJBCクラシック3着のチュウワウィザード、マイルチャンピオンシップ南部杯からは優勝馬のアルクトス、ゴールドドリーム(チャンピオンズカップ2017優勝馬)、インティが出走を予定しています。
その他では、3歳馬のカフェファラオを忘れてはいけないでしょう。
デビュー3連勝で臨んだジャパンダートダービーでは7着に敗れたものの、続くシリウスステークスでは古馬との戦いを制しており、成長度という点からは最も期待が持てる馬です。
チャンピオンズカップ(2020) 予想
では…皆さんも気になっているチャンピオンズカップ(2020)の予想です。
トリガミとはいえ先週のジャパンカップを的中させた勢いを持続させるべく、今週も手堅く当てにいきたいと思います。
○ サンライズノヴァ
▲ ゴールドドリーム
△ アルクトス
× カフェファラオ
本命はクリソベリル。
国内では未だ無敗で、前走JBCクラシックでは2着のオメガパヒュームに2馬身半差を付ける圧勝。
よほどのことがない限り、馬券圏外にはならないでしょう。
対抗サンライズノヴァは、前走・武蔵野ステークスを快勝してチャンピオンズカップを迎えます。
サンライズノヴァが繰り出す末脚は強力で、直線の長い中京競馬場なら持ち味を発揮できると考えます。
3番手に評価したゴールドドリームは、海外遠征した今年のサウジカップで6着。
つまり…今回のメンバーの中では、唯一クリソベリルに先着した実績がある馬です。
2017年の覇者でもあり、その実力は健在です。
惑星的存在のカフェファラオは前途有望な3歳馬。
GI勝ちはまだ無いものの、短期間に大きく成長していることを期待したいと思います。
連穴の△には、今年のマイルチャンピオンシップ南部杯優勝馬アルクトスを据えます。
私と同郷の田辺騎手が鞍上というのも決め手の一つになっていますが…クリソベリルに勝つまでは難しいかもしれません。
以上が、今年のチャンピオンズカップの予想です。