サッカーファンにとってはオリンピックよりも待ち遠しい四年に一度の祭典、『FIFA ワールドカップ』が間もなく開幕致します。
大会直前でのハリルホジッチ前監督の解任や直近の試合内容によって、最近は何かと批判に晒される機会の多いサッカー日本代表。
しかし、当然のことですが大会の成績というのは大会中に行われた試合の結果のみで決まるもの。
いざ始まってしまえば、選ばれた選手の皆さんは目の前の試合で結果を出すしかないですし、私達は応援することしか出来ません。
『FIFAワールドカップ』の開幕は、6月14日に開幕予定。
注目されるオープニングゲームのカードは、開催国のロシア対サウジアラビア。
そして日本代表は6月19日にコロンビア相手に初戦を迎えます。
今から楽しみです。
『ボールは友達!!』
もうお気づきでしょう?
何故、私がこのように長々とサッカーの話をしたのか?
それは、今回の記事でこのレトロゲームを紹介するからです。
『キャプテン翼Ⅲ ~皇帝の挑戦~』
『キャプテン翼』は、多くのサッカー少年達に大きな影響を与えた作品として知られており、
先日、ヴィッセル神戸への入団を発表したスペイン代表のイニエスタ選手は熱狂的なファンとして知られています。
勿論、私自身も大きな影響を与えられた一人。
小・中・高と足掛け9年間サッカーを続けた私ですが、そのサッカーを始めたきっかけはやっぱり『キャプテン翼』。
主人公である大空翼のようなシュートを打ちたい…最初はそんな思いからのスタートでした。
後々部活動独特の雰囲気に嫌気が差し、高校では友人達と結成したクラブチームでサッカーを続けたのは今でもいい思い出です。
『ボールは友達』。正しく、そんな少年時代を送った私です。
オーソドックスなサッカーゲームにあらず。
『キャプテン翼』を題材にしたゲーム。
恐らくそのようなイメージで捉えると、オーソドックスなサッカーゲームを思い浮かべてしまいがちです。
スーパーファミコンには、クソゲー・良作ゲー問わず、多くのサッカーゲームが登場しました。
私が持っていただけでも、
『ジーコサッカー』
『武田修宏のスーパーカップサッカー』
『Jリーグ エキサイトステージ』シリーズ
『スーパーファーメーションサッカー』
『プライムゴール』シリーズ…
などが存在し、これらは、テレビ中継のように画面上でサッカーフィールドを俯瞰的に見てプレイするゲームでした。
しかし、『キャプテン翼』を題材にしたゲームは、そのようなオーソドックスなシステムを採用しておりません。
フィールド上でコマンドを入力する、シミュレーションゲーム…とでも申せばよろしいでしょうか。
うまく説明するには、実際にゲームのスクリーンショット等の画像を使用した方が望ましいため詳しくは後日に回しますが、とにかく普通のサッカーゲームとは一線を画したゲームであることは間違いありません。
人生もこのゲームも『ガッツ』次第!?
『キャプテン翼』といえば、必殺技。
かつてのサッカー少年達は、恐らく一度はドライブシュートなどの必殺技を真似したくなった時期があったでしょう。
このゲームでも、勿論、翼を始めとする各登場人物達の必殺技を試合で繰り出すことができます。
ただし、その必殺技も無制限に乱発することはできません。
各キャラクターには『ガッツ』というパラメーターが用意されており、これがRPGでいうHPやMPのようなものなのですが、必殺技を使うことで消費されていってしまう仕組みになっております。
残りの『ガッツ』が少ない状態で必殺技を使おうとすると、
『くっ!!ガッツが足りない!!』
という台詞が出現するのですが、私や友人の周りでは何かにつけてこの台詞を引用していたような記憶があります。
今とは違い、根性第一主義の時代にサッカーに勤しんだ1990年代。
人生においても、このゲームにおいてもガッツが求められた懐かしい時代です。