浅見家の本棚

そういえば有馬記念

おはようございます。本を読みながらテレビを垂れ流しにしておりますと、電気代の無駄などになるのですが、ふとしたことから情報が耳に入ってくることもございます。

昨晩、伊坂幸太郎さんの『死神の浮力』を読んでおりましたら、テレビで有馬記念のCMが流れて参りました。チャンネルは、競馬中継でお馴染みのフジテレビ。



テレビ局にも思惑があるのでしょう。そのCMにて中心に取り上げられていたのは二頭のサラブレッド。

一頭がキタサンブラック。もう一頭がシュヴァルグラン。競馬を普段見ない方からすれば『なんのこっちゃ?』となるやもしれませんが、見方を変えてみると案外面白いもの。

と、言いますのは先程挙げた二頭の競走馬の馬主の存在です。前者のキタサンブラックの馬主は、その名前からある程度連想できると思いますが、歌手の北島三郎さんです。

そして後者のシュヴァルグラン。こちらは、元プロ野球選手の佐々木主浩さんですね。日本でのピーク時の年俸は6億5千万円、その後海を渡りアメリカ大リーグに挑戦し、大きな成功を収めたことは皆さんもご存知のことと思います。

本業(歌手やタレント業)での収入でさえも、我々一般人より遥かに高額だと思われますが、馬主としても成功している辺り、さすが一流の歌手、元スポーツ選手は持ってますねぇ。

あ、そうそう。因みになんですが『馬主』という字なんですけど、読み方は正しくは『ばぬし』ではなく『うまぬし』らしいです。確か、先日JRAさんのHPで拝見しました。

話を有馬記念に戻します。CMの構成を見ておりますと、いかにも先程挙げた二頭で決着するかのような仕上がりでございました。特にキタサンブラックについては、今年の感じが『北』だったということあり、巷では『サイン馬券だ!』と見る方もいらっしゃいます。

競馬というのは、誠に不思議なもので時事ネタから連想される『サイン馬券』というものが想像以上に的中することがあり、なかなか侮れません。

今年の有馬記念はクリスマス・イブ。皆さんにも様々なドラマが待っていることでしょう。ちょっと早いですが、メリークリスマス。

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