図書館…それは本好きにとっては書店を双璧をなす桃源郷のような存在です。
叶うのならば、自宅に図書館のようなスペースを作りたいとさえ思っている私。
今回の自宅新築計画にあたり、せめてもの抵抗という事で書斎スペースを確保してはおります(それでも十分なスペースなんですけど)が、図書館の誇る圧倒的蔵書数はやはりケタ違い。
あの、『棚に本が収納され、整然と並んでいる様』は永遠の夢であります。
今回は二本松市にある図書館について記事を書きたいと思います。
我が二本松市には、規模の大きい図書館が2つ存在します。
規模を問わなければ、例えば各地区の住民センターや公民館等にもちょっとした図書館的スペースは存在するのですが、今回はその大きい図書館について紹介させて下さい。
まず1つ目は、旧二本松市の中心市街地である『本町』地区に立地する二本松市図書館です。
約8万冊の蔵書を有しています。
昭和57年竣工ということで、私よりもちょっぴり年上の図書館ですね。
二本松図書館の詳細はこちら。
自宅が近いというこもあり普段私が利用するのもこの二本松図書館なんですが、実は最近もう1つの図書館が気になり始めていたりします。
そのもう1つの図書館というのが、二本松市の岩代地区にあります岩代図書館です。
こちらの岩代図書館は、二本松図書館よりも比較的新しく平成5年に開館。
中身もユニークな造りで、実に私好みの図書館です。
時間帯にもよるのでしょうが、なにより利用する人の数が二本松図書館より少なく感じるので個人的には穴場だと思っております。
つい先日…といいましても先週の土曜日にこの岩代図書館に行ったばかりです。
森見登美彦さんのエッセイで紹介されていて、前々から気になっていた内田百閒の全集を借りてきてしまいました。
これを読めば私も森見さんのように魅力的な文章を書けるのかと半ば絶望的な期待感を胸に読み始めたのですが、恐らく天賦の才能が皆無の私にもこの程度の文章が関の山なのでしょう。