死ぬほど読書 浅見家の本棚 #63

浅見家の本棚

死ぬほど読書/丹羽 宇一郎

『読書』のモチベーションが下がってきた時に読みたくなる本

私、浅見ヨシヒロにとっては、毎度お馴染み『読書』についての本をご紹介させて頂きます。私は、この手の本が好き(どの本も最終的には結論は一緒なんですけれども)で、『読書』に対するモチベーションが落ちてきた際に読むようにしております。
年に何回かあるのです。
読んでも読んでも、なかなか頭に入ってこない場合が。



『本を読まない』人が増えています

さてさて…誠に悲しい話なのですが、最近では本を全く読まない人が増えてきている模様です。
少し古いデータになりますが、文化庁の調べによりますと普段『全く本を読まない人』の割合は、47.5%だとか。
ついに半数近くにまで迫ってきているという、由々しき事態です。
本書でも、そのような本を読まない人の意見として、
『本なんて読まなくてもスマホやネットがあれば生きていける』
とのコメントが掲載されております。
普段、本を読まない方々は一様にそのような主張をされるのですが、それはやはり違うのではないかと個人的に思います。
本書の著者でもある丹羽伊一郎さんも本文の中で、次の通り仰っています。以下、抜粋します。
『考える』作業を経ないと、知識にならない。
読書で得たものが知識になるのは、本を読む行為が往々にして『考える』ことを伴うものだから。
(本文より引用)

ネット、スマホの功罪。『考える』ことの重要性

ネットやスマホでも、情報は手に入るかもしれません。
しかし、そこにはユーザーの知りたい答えや結論が記載されているため、『考える』作業が発生しません。
読書は答えがすぐ出ない分、多少時間を要してしまうかもしれませんが、長いスパンで見てみるとより知識となって身に付くのは間違いなく『読書』で得た情報でしょう。
人間という生き物は、私達が思っているほど有能ではありません。
頭は使わなければ衰えていく一方であり、ネットやスマホによる情報の取得過多はその減少に拍車をかけていくことでしょう。
あと数年で、私も人事に関わるような立場になります(なってしまいます)。
人事採用の面接の際には、読書の有無を個人的な採否のポイントにしようと固く心に決めた次第であります。
こちらでも細々と呟いてます。良ければフォローしてやってください。
@liverpoolxabier

 

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